『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は5位、『リトル・マーメイド』は6位に
ディズニー作品も強く、秘宝を求めて世界を駆け巡るインディ・ジョーンズの活躍を描く『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は5位に、アンデルセン童話を基にした1989年の同名アニメを実写映画化した『リトル・マーメイド』は6位に入った。ただ、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』に関しては、公開24日間で動員148万人、興収21億円。大ヒットシリーズの名声から考えると少し寂しい数字だ。この夏は目玉作がほかにもたくさんあることが、伸び悩みの原因かもしれない。
7位は、櫻いいよ氏の同名小説(スターツ出版)を『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)の高橋文哉と桜田ひよりダブル主演で実写映画化した青春ラブストーリー『交換ウソ日記』。勘違いから始まった秘密の交換日記をめぐって繰り広げられる男女のすれ違う恋の行方を描く同作は、公開17日間で動員38万5000人、興収4億6088万円を記録。「良作胸キュン映画だった」「主演の演技が良かった」など、ネット上の評判もまずまずだ。
8位には、人気アニメ『五等分の花嫁』(TBS系)のテレビスペシャルアニメーションをスクリーン上映した『五等分の花嫁∽』が入った。同作は「週刊少年マガジン」(講談社)で連載された春場ねぎ氏の同名コミックが原作。これまでのアニメシリーズでは描かれなかった原作エピソードを映像化している。バンダイナムコオンラインが提供するスマートフォン向けアプリケーションゲームの劇場版『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』は9位にランクイン。
そして10位は、公開34週目の『THE FIRST SLAM DUNK』が再浮上。興収は149億円を記録している。同作は8月末に終映が決定しているが、最終日まで数字を伸ばし続けるとみられる。
【全国映画動員ランキングトップ10(7月21日~7月27日 、興行通信社調べ)】
1位 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
2位 君たちはどう生きるか
3位 東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-
4位 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
5位 インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
6位 リトル・マーメイド
7位 交換ウソ日記
8位 五等分の花嫁∽
9位 劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD
10位 THE FIRST SLAM DUNK