前週で初登場1位だった『君たちはどう生きるか』は2位にランクイン。同作は巨匠・宮崎監督が『風立ちぬ』以来10年ぶりに手掛けた長編アニメーション作品。タイトルとポスター1点を公表した以外は、基本的に宣伝を一切行わない異例のプロモーションが話題になった。公開17日間で観客動員数305万人、興収46億9300万円を突破しており、さすがの成績を上げている。
ただし、同作の評判は賛否がはっきり分かれており、SNS上では「面白くない」「映画のテーマがわからない」など微妙な反応が目立つ。一方で、もちろん「聞いてた評判と違って面白かった」など好意的な声もあり、何を期待して見に行くかによって反応はまちまちのようだ。
3位には、北村匠海が主演する『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』が、強豪洋画を抑えてランクインした。公開94日間(+前夜祭)で動員200万人、興収26億円を突破しており、ロングランは続きそう。
4位には世界的人気ゲーム『スーパーマリオ』を、任天堂と『ミニオンズ』『SING/シング』のイルミネーションが共同制作でアニメ映画化した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が入った。最近、アニメ作品やゲーム作品は長期間にわたってランキングに残る傾向が顕著になっており、累計では動員が884万人、興収も126億円を突破している。
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