お金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える

「周りが○○を買ったから自分も」「背伸びをして利用しているサービスや、食事会がやめられない」など、周囲の目を気にした経験は誰にでもあるでしょう。

しかし、私たちはそういった世間体を取り繕うのではなく“お金の心配をしないですむ”ことを重視すべきです。これは、フィナンシャル・インディペンデンス(経済的自立)とも言われ、家計を心配することなく自由に生きていける状態を言います。

億万長者であっても「万が一のことがあったらどうしよう」といった心配がなくならないうちは、フィナンシャル・インディペンデンスとは言えません。反対に世間体などを気にせず、人生のプランニングができていれば、“お金の心配をしないですむため”に億万長者になる必要はないのです。

ビジネス・チャンスをつかむのが上手だ

億万長者は、金融情報への感度が高いことも特徴と言われています。そして法則2でも紹介した通り、効率よくその資産を膨らます方法を常に探しているのでしょう。

世界的な投資家ジム・ロジャーズ氏も「多くの成功した投資家は、危機のさなかにチャンスを見つけている」と述べ、例えば他の人が絶望しているようなときに、うまくいきそうな何かを見つけて投資すると語っています。

このようなチャンスを得るための感度の高さや探求心を深めることが、億万長者のような成功につながるのかもしれませんね。

ぴったりの職業を選んでいる

誰しも、得意なことと苦手なことがあるでしょう。得意な仕事に1年間取り組むのと、苦手な仕事に同じ期間取り組むのでは、どちらが成果を残しやすいでしょうか。

もちろん得意なことに取り組んだとしても、努力なくしては成功に結びつきませんが、億万長者は最初の「土俵選び」をまず重視すると言います。

私たちが仕事を探すとき、給料や条件で勤め先を選んでしまったり、仕事内容のおもしろさで決めることもあるでしょう。一方で、その仕事が自分にあっているのかを考えたことはあるでしょうか?ぴったりの職業を見つけることができれば、さらに磨きをかけることによって成功へと近づけるはずです。

できることから実践してみよう

ロングセラー『となりの億万長者』より「成功を生む法則」を私たちの生活にも当てはめて紐解いてみました。どれも少し意識を変えるだけで、多くの人が取り組めることばかりではないでしょうか。こうした法則の中から自分にもできることは何かを考え、実践することが「成功」ひいては「億万長者」への道につながるかもしれませんね。

提供・UpU

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