ところが、福原は長男を台湾へ戻すことなく、現在に至るまで1年にわたって日本で一緒に暮らし続けており、離婚前に「W不倫」疑惑が伝えられていた恋人の元大手商社マンと3人で過ごしている姿も報じられた。江側の主張によると、福原から連絡を絶たれている状態だという。

 江は、今年5月に長女から贈られた感謝カードをInstagramで公開した際、「君たちが会えるようにパパはがんばる」「長男を取り戻すためにがんばっている」などと、福原からの“長男奪還”を目指して動いていることを示唆。法的措置にも乗り出したと報じられていたが、今回の会見でその実情が明かされた格好だ。

 会見では、同席した大渕愛子弁護士が「日本の裁判所において、福原愛さんから親権指定の審判申し立てがなされ、江さん側も子の引き渡しを求める審判を申し立て、緊急性があることから保全の命令を求める審判も申し立てた結果、1週間前の7月20日に福原さんに対して子の引き渡しを命ずる審判が出された」と説明。

 さらに「通常の審判に加え、保全の命令も出された。ただちに子を引き渡せという、余程のことがない限り、裁判所は認めてくれない審判。福原さんはただちに子どもを引き渡す必要がある。不服申し立てをするしないにかかわらず、引き渡しをする必要がある」と状況を述べたうえで、福原側に子どもの引き渡しを求める連絡をしても「現在に至るまで応じるという連絡を受けていない」といい、「息子さんがどこにいるのかも分からず、大変不安に思っています」と江の思いを代弁した。