そして2位は「なすなかにし」、3位は「見取り図」、4位「ウエストランド」、5位「コットン」と続くのだが、注目すべきは2位の「なすなかにし」さんだ。
正直、3位以下の皆さんは賞レースでファイナリストになったり優勝したりという優秀な成績を収め、それを起爆剤として様々なバラエティ番組に進出し認知度を上げ、ブレイク芸人に選ばれたという流れはわかるのだが、2位のなすなかにしさんはその王道パターンに当てはまってはいない。
ではなぜ2位という順位を獲得できたのか。今回はその辺りを元芸人目線で分析していく。今回のランキングで「なすなかにし」さんをブレイク芸人に選んだ人の理由で、次のような声が寄せられている。「ロケ、番組ゲストなどいつでも笑わせてくれる」「嫌味がなく安心して見てられる」「安定して笑いが取れる」。
この声を分析すると「安心感」や「安定感」が評価のポイントとして取り上げられているので、視聴者が「なすなかにし」さんの武器と捉えている部分は「笑わせるアベレージの高さ」ということになる。基本的に芸人はロケが得意、ガヤが得意、ネタが得意など得手不得手があるものなのだが、「なすなかにし」さんはどのポジションを振り分けられたとしても不得手を感じさせないのだ。
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