「飯田商店」が二郎インスパイア!?
「飯田商店」は醤油や鶏ガラの旨みを極限まで引き出した繊細な味のラーメンを供する名店ですが、今回のカップ麺ではやたらと「裏」メニューであることを強調してきます。飯田商店の繊細なスープとはまったく逆のラーメンが出てくることが想像できます。
そして「裏」といえば、「裏原」や「裏渋谷通り」といった、表文化に対してややアンチな文化の発信地にも使われ、その他にも「裏」がつくものには、アンダーグラウンドな魅力に溢れたものが多いのは枚挙に暇がありません。
(筆者は伺ったことがありませんが、サイゾー編集部も裏渋谷通りの一角にあります。)
飯田商店の「裏」とはいったいどんなものなのか。パッケージを見ると、「極太麺」「背脂」「ニンニク」「ショッパイ」といった特徴が挙げられています。「裏」だけあって、確かに本来の飯田商店の特徴には何ひとつ当てはまりませんが、ラーメン好きの人ならすぐわかる、あのラーメンの特徴と合致しますよね。
この特徴は、全国にインスパイア店が乱立する「ラーメン二郎」そのままで、今回のカップ麺はどうやら、飯田商店による二郎インスパイア商品のようです。「中華蕎麦とみ田」や「麺屋一燈」といった名店が二郎インスパイアの実店舗を展開し、カップ麺でもこれまでに多くの二郎系の商品を出してきましたが、ついに飯田商店までもが二郎をインスパイアすることになるとは驚きです。いずれ二郎インスパイア店も出すのかもしれないので、カップ麺で先取りしておくと良いネタになりそう。
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