妖怪「恙虫」
室町時代の「下学集」という辞典には、飛鳥時代に「恙(つつが)」という吸血虫が記されています。
また、「恙虫」は妖怪としても知られています。
江戸時代の「恙虫」は赤虫や島虫とも呼ばれ、非業の死を遂げた者の怨霊だと考えられていました。
5つ目の漢字は「神籬」です!
「神籬」を何と読みますか?
2つ目の漢字をよく見ると…
「離」でも「籍」でもありませんね。
「神籬」の読み方のヒントは?
1.「神籬」をひらがなにすると4文字になります。
2.「神籬」は、日本ならではの風習です!
3.『青々とした神籬を作り成して』古事記より引用
正解は…
正解は「ひもろぎ」でした!
「ひもろき」「ひぼろぎ」と読んでも正解です。
「ひもろぎ」を「霊漏木」「霊諸招」と書くこともありますよ。
「神籬」とは、神様を迎えるための依り代(よりしろ)、または依り代の聖域です。
日本の神様は自然に宿っていると考えられており、祭りごとをする際は依り代となる岩や木などに招いて降りて来ていただくのが本来の歴史。
依り代の聖域は注連縄(しめなわ)で囲んだ神聖な空間です。
この空間を「神籬」と呼び、榊(さかき)の枝を立てたり、紙垂(しで)という特殊な形の紙を垂らしたりします。
時代とともに神社という特定の場所で祭りごとを行うようになりましたが、地鎮祭など神社以外で祭りごとを行う際には、「神籬」が必要です。
「神籬」の「籬」という漢字は、竹や柴で目を粗く編んだ垣根を意味します。「籬」の音読みは「リ」、訓読みは「まがき」「ませがき」、漢検1級25画の漢字です。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!