理由は明確ではないけれど、もし“企画”という言葉の使用頻度がテレビのなかで増えているのだとすれば、こんな企画が放送されるのも当然のことだろう。

 10日の『チョコプランナー』(テレビ朝日系)で、番組の企画やチョコレートプラネットのYouTubeチャンネルの企画をブラッシュアップする企画が放送されていた。いわば、企画についての企画である。

 同番組は放送開始から9カ月が経過した。MCを務めるチョコプラの長田庄平と松尾駿によると、当番組の最近の放送はTVerの再生数も悪くないという。ただ、Twitterのフォロワーは少ない。やっていること自体は面白いはずだが、評価がバラついているようだ。チョコプラのYouTubeチャンネルも同様の傾向があるらしい。長田は言う。

「バズるやつはバズるんですけど、安定感がないんです。少ないやつは少ないですし」

 そこで番組が企画のブラッシュアップのために呼んだのが、データアナリストの佐藤舞氏(通称サトマイ)である。番組で紹介されたところによると、大学時代に統計学を使ったマーケティングを学び、一般企業に就職後、独立してコンサルティング会社を設立、現在は企業のマーケティング・リサーチなどに携わるデータ分析のスペシャリストだという。長田が彼女のYouTubeチャンネルをよく見ており、今回の出演に至ったようだ。