ちなみに私はずっと親のパソコンでやっていて。はじめて自分のパソコンを持ったのは高1とかでMacBookをありがたいことに買ってもらって。で、頑張って自分で作曲してた時期もあったりして。それまで、機材は自分のものじゃなくて。自分のものの機材っていったら、3DSぐらいしかなかったっていう感じでもあって。だから親、ありがとうっていう。
あの時、パソコンでYouTubeを見せてくれてありがとうって。そして、いとこは私にボカロを教えてくれてありがとうっていう。マジで感謝っていうのをめちゃくちゃ伝えたい。そんないろんなものを得て今、私はここでしゃべらせていただいてるんですけれども……」と話していました。
Adoさんの超デジタルネイティブ世代っぽいエピソード、個人的にめちゃ興味深かったです。『うごくメモ帳』なんて出た当時、すでにおっさんだった僕は「こんなの、なにが楽しいんだ?」と思ってましたが、そのゲームソフトを使って様々な表現をし、発表をしていた人たちが今、いろんな分野でクリエイターとして活躍しているらしいと知り、「任天堂、すげえ!」と思った次第です。Adoさんのように育ってきたデジタルネイティブ世代の皆さんがこれからどんな作品を見せてくれるのか、めちゃ楽しみにしています!