●6-1.駅別中古マンション価格に関するデータの推移

 東京カンテイが発表している、駅別中古マンション価格に関するデータを基に、直近5年間の『下北沢駅』と『明大前駅』に関するマンション価格の推移を比較していきます。

 データを確認すると、直近5年間で下北沢駅が48万円/坪(約15%)、明大前駅も21万円/坪(約8%)上昇していることがわかります。

 下北沢駅は、まさにこの直近5年で再開発が大きく進んだことが、価格推移に表れています。また、駅前広場の開発も続いていることから、しばらくは上昇傾向が続いていくことが予想されます。

 一方の明大前駅は、2021年までは下降気味でしたが2022年に大きく上昇しました。高架化が完了する2030年に向けてどのように変化していくのか注目です。