7.住宅街や商業地の地価の推移とその比較

 次に、各駅周辺の地価を確認していきます。

 以下のグラフは、商業地域に区分されている『世田谷区5-4(下北沢駅)』と『世田谷区5-14(明大前駅)』、住宅地に区分されている『世田谷区-96(下北沢駅)』と『世田谷区-80(明大前駅)』のデータを基に、2013年から2022年までの価格を表したものです。

 まず、下北沢駅周辺の商業地の地価推移を見ていきます。

 2013年から着実に地価が上昇し、10年間で約103万円/平方メートル(56%)価格が上がっていることがわかります。

 一方、明大前駅も10年間で約23万円/平方メートル(32%)価格が上がっています。

 次に、下北沢駅周辺の住宅地の地価推移を見ていきます。

 こちらも商業地と同じく2022年まで地価が上昇し、10年間で約20万円/平方メートル(37%)価格が上がっていることが分かります。

 明大前駅は、2018年から2022年の5年間でのデータになりますが、約5万円/平方メートル(12%)価格が上がっており、緩やかに上昇傾向です。