先週7月5日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)はこれまでにはない異質な内容で、観る者を困惑させた。12日の放送が休みだったのもあり、いまだ頭から離れないという人も多いのではないだろうか。
◆「津軽地方の不正選挙 えげつない説」
前半の説は2022年1月に同番組で不仲コンビとして紹介され、2023年5月に解散を発表したお笑いコンビ・竹内ズ(竹内大規、がまの助)の解散を活かした「解散ホントドッキリ」。2022年1月の放送でも見られた2人のギスギスしたやり取りが今回も繰り広げられ、大きな盛り上がりを見せる。そして、後半に発表された説は「津軽地方の不正選挙 えげつない説」というものだった。
基本的には芸人をドッキリにかけたり、芸人に過酷なロケを行わせたりすることが多い同番組。たまに「徳川慶喜を生で見たことがある人 まだギリこの世にいる説」「温暖化で喜んでいる国もあるにはある説」といった社会的な企画もある。しかし、「津軽地方の不正選挙 えげつない説」という政治関連にしっかり踏み込む企画はこれまでにはない。放送まで内容が伏せられていたシークレット企画に、出演者だけでなく視聴者もあっけにとられた。
この展開に、昨年話題になった“あるドラマ”のシーンが重なる。
【こちらの記事も読まれています】