大谷翔平、ダルビッシュ有、吉田正尚、ヌートバーらWBC戦士の活躍が続くメジャーリーグだが、今季から激変したのが試合展開のスピードだ。メジャーリーグは試合時間短縮を目指し、投球するまでの時間を制限する「ピッチクロック」を導入。これが功を奏し、平均試合時間はこれまでの3時間強から一気に30分近くも短縮された。
「アメリカで野球(NBL)はナショナルパスタイム(国民的娯楽)と呼ばれていますが、NFL(アメリカンフットボール)、NBA(バスケット)、NFL(アイスホッケー)の4大スポーツと比べると圧倒的に試合時間が長く、時短が大きな課題でした。
そのため申告敬遠の導入、ワンポイントリリーフ禁止など、さまざまな策が講じられましたが、あまり効果が見られず、一時は“ホームランを打ったら1周しない”というルールが検討されたことも。これはさすがに却下されましたが、野球が生き残るためには試合時間短縮が絶対に必要との思いから、抜本的な策として導入されたのが、試合のテンポを上げるピッチクロックの導入です。
【こちらの記事も読まれています】