4.鶴岡公園
明治8年(1875年)、庄内藩主酒井氏の居城だった鶴ヶ岡城の跡地につくられた、入場無料の城址公園。今も残るお堀や石垣、土塁などから、お城の名残りを感じられます。小説家・藤沢周平の作品『海坂藩』の舞台にもなっているほか、藤沢周平の小説で、北川景子主演によって2010年に公開された映画『花のあと』のロケ地となった場所でもあります。
公園内には、荘内神社や大寶館など無料で見学できるスポットも。また春には730本の桜が咲き誇り、「日本さくら名所100選」にも選出。5月にはあやめ、6月には花菖蒲を楽しむこともできます。
5.山形市郷土館(旧済生館本館)
山形市郷土館(旧済生館本館)は明治11年(1878年)、当時横浜にあったイギリス海軍病院を手本として建てられたもので、当初は山形県立病院として、明治37年(1904年)からは市立病院済生館の本館として使用されました。
その後老朽化に伴い解体も検討されましたが、建物の文化的価値が評価され、昭和41年(1966年)に国の重要文化財に指定。現在の場所(霞城公園内)に移築復元されることが決定し、昭和44年(1969年)に工事が完了しました。
昭和46年(1971年)に「山形市郷土館」として開館し、山形市の郷土史および医学関係の資料を展示する資料館として今に至ります。館内は無料で見学できます。
6.出羽神社(三神合祭殿)
羽黒山、月山、湯殿山をあわせて出羽三山と総称しますが、月山、湯殿山へは冬の間、積雪で参拝できないことから、羽黒山に三神を祀る三神合祭殿があります。こちら1か所を参拝すれば、3か所の神様の参拝をしたことになるのです。
時間がない方、体力に自信のない方にもおすすめ。拝観無料。
7.庄内町風車村
全国でも有数の強風地帯の特性を生かして、風力発電を行っている庄内町。その庄内町にある3基の風車が目じるしの入場無料の施設です。敷地内では「ウィンドーム立川」で風力発電の仕組みを学んだり、バッテリーカーや木製遊具で遊ぶのもおすすめ。長いローラーすべり台やアスレチックもあり、のんびり家族で楽しめます。