ご当地ならではの海の幸や旬の魚介類が味わえる海鮮市場。活気ある雰囲気もたまりません!海鮮丼やお寿司など、新鮮な魚介グルメをぞんぶんに楽しめる、全国のおすすめ海鮮市場をご紹介します。

1. 函館朝市(北海道)

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函館観光ではマストで訪れたい「函館朝市」。約250店舗が軒を連ね、北海道名産カニやサケなどの海産物ほか、農作物の販売や海鮮丼、イカ釣り、お土産も充実し、まるで”食のテーマパーク”のよう。朝5時(1〜4月は朝6時)から14時頃までの営業ですが、お昼過ぎには品切れとなることもあるので、できれば早い時間に訪れたいですね。

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「どんぶり横丁市場」には海鮮丼や寿司、お土産屋など、19店舗が立ち並んでおり、とれたての海鮮が味わえる食堂が集結しています。

また2階建ての屋内市場「えきに市場」内にある「元祖活いか釣堀」では、なんとその日に水揚げされたばかりのイカを1回600円(時価)~で釣ることができます。イカを釣った後は、その場でさばいてもらって新鮮なイカの刺身を味わいましょう。

2. 唐戸市場(山口)

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「関門の台所」とも呼ばれる唐戸市場。フグの市場としてはもちろん、関門海峡をはじめとした近海で水揚げされた魚介類や、水産加工品を取り扱っています。市場内には食事処が併設しており、お得な価格で海の幸をふんだんに味わえます。

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また週末限定ですが、市場内で行われるイベント「活き活き馬関街」もおすすめ。鮮魚店がテイクアウトグルメを販売するイベントで、お寿司や海鮮フライ、海鮮丼など様々なグルメを楽しむことができます。毎週金曜日には約5~6店舗、土日祝日は約20~23店舗が軒を連ねます。フグの白身が入った名物のふく汁もありますので、あわせて味わってみてくださいね。

3. 豊洲市場(東京)

「マグロのせり見学者デッキ」から見た、臨場感あふれるせりの様子

東京都が設置する中央卸売市場の一つで、2018年に築地市場から移転しました。敷地面積407,000㎡と築地市場の約1.7倍もの広さがあり、大きく分けて3つの街区で構成されています。マグロのセリの様子を見学できたり、魚について学べるギャラリーがあったりと、観光できる海鮮市場としても親しまれています。

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豊洲でやはり楽しみなのは、市場で働く人や買い出し人たちのお腹を満たしてきた市場グルメ。飲食店は、管理施設棟(7街区)に13店舗、水産仲卸売場棟(6街区)に22店舗、青果棟(5街区)に4店舗とかなりの数で、寿司や海鮮丼のお店はもちろん、うなぎ屋さん、洋食店などもあります。寿司店だけでも13店舗ありますので、いろんなお店に立ち寄りながら食べ歩きするのも楽しいですよ。