5.鵜戸神宮

photo by みゃーすさん

日南海岸の日向灘(ひゅうがなだ)に面した、断崖の洞窟のなかに鎮座する朱塗りの本殿が印象的な絶景神社。地元では“鵜戸さん”とよばれ親しまれており、縁結びや安産祈願、夫婦円満などにご利益があります。

土でできた運玉を亀石のくぼみに投げ入れて、入れば願いが叶うと言われる「運玉投げ」や、母乳がよくでると噂の「おちちあめ」などでも知られています。拝観無料。

6.西都原古墳群

東西2.6㎞、南北4.2㎞の広大な地域に、3世紀前半~3世紀半ばから7世紀前半ごろの古墳が300余基点在する日本最大級の古墳群で、国の特別史跡に指定されています。

遊歩道から円墳・前方後円墳・方形墳・帆立貝式古墳・地下式古墳など様々な古墳を眺めることができ、なかには内部を見学できる古墳も。いずれも無料で見学できます。

また春には約2,000本の桜と約8haの菜の花畑、そして秋にはコスモスが咲き誇る花の名所でもあります。

7.高千穂神社

創建は1,900年ほど前にも遡ると言われる、高千穂郷八十八社の総社。御神木である樹齢800年の「秩父杉」は、源頼朝の代参・畠山重忠手植えの杉と言われており、空高くそびえる姿からは強いパワーを感じます。

根本が一つに繋がっているところからその名が付けられた「夫婦杉」

そして2本の杉の根本が一つになったことから名付けられた「夫婦杉」は、夫婦や恋人と手を繋いで3回まわると、縁結び、家内安全、子孫繁栄の願いが叶うと言われています。また触れて祈ると悩みを鎮めてくれると言われる「鎮石」も。境内は無料で自由に拝観できます。

8.宮交ボタニックガーデン青島

青島神社への参道沿いにある、入場無料の植物園。ブーゲンビリアをはじめ、世界三大花木のひとつ「ジャカランダ」、さらにシンガポール植物園から贈られたランの花「パピリオナンテ ミスジョアキム」など、季節ごとに亜熱帯の花々を見ることができます。

園内の奥にある「大温室」は天井の高さ14mの総ガラス張りの建物で、宮崎名物のマンゴーや世界三大花木の「カエンボク」、「ホウオウボク」など、約1,600種類の植物が植えられています。

また大温室の一角には、シンガポールのシンボル「マーライオン像」が飾られています。なぜマーライオン像があるのか不思議に思う方もいらっしゃると思いますが、シンガポール植物園との姉妹関係50周年を記念して設置されました。シンガポールでは風水が重んじられており、この像も現地と合わせて縁起の良い東88度の方向を向いているそうです。