◆『3年A組』のザワザワ感と衝撃をまた味わえる?
クラスの命運を握る優等生役を、7年ぶりの民放連続ドラマ出演となる芦田愛菜が演じます。本作は2019年に放送された菅田将暉主演の話題作『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』のプロデューサーと監督が手掛けるオリジナルストーリー。あの時、菅田と永野芽郁をはじめとする新進気鋭の若手俳優たちが紡ぎだした、ザワザワ感と衝撃をまた味わえることでしょう。
ホームページには「生徒を想い、死力を尽くす教師は絶滅した……――但し、『命が係る場合』はその限りではない」という重たいメッセージが掲げられており、主演の松岡が全てを賭けて生徒に向き合う姿が見どころになるはずです。松岡と芦田の実力派女優が、全身全霊でぶつかり合う姿を想像するだけで、軽い身震いを覚えます。
松岡の夫役に松下洸平がアサインされている点も、一体どんな動きを見せるのか気になります。
◆VIVANT
最後にオススメしたいのは、3年ぶりに日曜劇場に帰ってきた堺雅人が主演を務める、日曜劇場『VIVANT』(ヴィヴァン/TBS系、日曜夜9時~)。
完全オリジナルだというこのドラマですが、実は現時点(7月9日時点)で、キャストと一部スタッフ以外、ストーリーや役柄などの全貌が明らかになっていません。
そんな中で本作をオススメに挙げる根拠の一つは、原作・演出を務めるのが名ディレクターの福澤克雄氏であること。2000年代から『GOOD LUCK!!』など数々のヒットを飛ばし、2010年代には『半沢直樹』『下町ロケット』など池井戸潤ドラマのスタイルを確立。“日曜劇場にこの人あり”と言っても過言ではない存在です。実力も実績も文句なしの堺雅人×福澤ディレクターのタッグだけでも観る価値あり!
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