◆伊藤×織田の凸凹コンビが、“執行”の難しさにどう対峙するか
第1話で織田は、伊藤演じる主人公・吉野ひかりの心ない言葉に凹んだり、腰を痛めたりと、味のある中年執行官・小原樹をチャーミングに演じ、新たな一面を見せてくれました。
第1話のラストでは、ひかりが執行補助者となり、犬が苦手な小原をサポートすることが発表されました。伊藤×織田の凸凹コンビが、“執行”の難しさにどう対峙していくのか、ますます期待が膨らみます。執行官室の事務員を演じる中島健人(Sexy Zone)と、執行を手伝う運送会社の担当者を演じる笠松将が、伊藤とどんな絡みを見せてくれるのかも楽しみです。
◆ハヤブサ消防団
数多くの作品がドラマ化・映画化され、大旋風を巻き起こしてきたベストセラー作家、池井戸潤氏。彼の最新作をドラマ化した『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系、毎週木曜夜9時~)にも注目です。
タイトルを初めて見たときはお仕事ドラマかと思いましたが、新機軸ミステリーというではありませんか! 舞台は豊かな自然が広がる長閑な集落、そして主人公はミステリー作家。2つの情報だけでも、これまでの池井戸作品とは一線を画しています。
スランプ気味のミステリー作家・三馬太郎(中村倫也)が亡き父の故郷・ハヤブサに移住。穏やかな生活をスタートさせるはずが、地元の消防団に加入したことを機に、連続放火や住民の不審死など怪事件に遭遇していきます。真相を追ううちに、集落に潜む巨大な陰謀に突き当たっていくという物語です。
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