お次は、文春のジャニー喜多川問題連続追及。

 石丸志門(55)は田原俊彦に憧れ、中学2年だった1982年1月、オーディションを経て入所したという。

 少年隊のバックダンサーのほか、『ヤンヤン歌うスタジオ』(テレビ東京系)や、84年のドラマ『年ごろ家族』(TBS系)にレギュラー出演。85年に退所するまで、第一線で活躍したジュニアだった。

「ジャニーズを辞めた後も十五年間でジャニーズとジャニーさんの礼賛をブログに八百本くらい書いてきました。でも、カウアン・オカモトさんのような若い人まで被害が続いていたことを知って、礼賛してきた僕も加害者だったと思いました。洗脳が解けたんです」

 彼はこんな辱めも受けていたという。

「ジャニーさんがお尻に自分でクリームを塗ったのです。で、四つん這いになって、僕のことを引っ張るというか、押すというか、(石丸氏の)お尻をこうやって。で、これ入れなきゃいけないのかと思って、さすがにこれは…と思ったんですけど、でもやんなきゃダメか、その代わりにでかい仕事もらおうと思って。とにかくイケば終わるので」

 石丸は、退職して約20年後の2004年にうつ病発症したという。現在は障害年金と生活保護を受給し、家賃3万7千円のアパートで一人暮らしをしているという。当時は学校教材の会社で営業として激務を続けていたことが原因と考えていたが、最近になってジャニー氏の性加害を医師に伝えると、そのPTSDが根底にあったと診断されたそうだ。

 ジャニー喜多川の犯した罪は白日の下にすべて晒らされ、断罪されなければいけない。