「箱根駅伝は関東学連が努力に努力を重ね、ここまで大きく育てた大会。視聴率は毎年30%前後に達し、広告効果は絶大で、学校のイメージアップや受験者獲得のツールとして最強です。実際、新興大学が駅伝に力を入れて、校名をアピールする例も少なくない。関東学連がその“既得権”を簡単に手放すはずはありません。
100回大会に関して言えば、関東以外の大学が予選を突破する可能性は限りなく低い。箱根駅伝に出るには、箱根に特化した練習が必要で、すでにノウハウがある関東の大学に立ち向かうのは難しいですし、そもそも箱根駅伝に出たい選手は関東に集まっているので、レベルがまるで違います。関東以外の大学が予選会を突破する見込みはほとんどないのでは」(スポーツライター)
そんなことは原監督が一番よく理解しているはず。それでも全国化を訴える理由は何なのか?
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