夏に箱根駅伝の話題が出るのはめずらしいが、青山学院大学の原晋監督の発言が、駅伝ファンの議論を呼んでいる。

 来年で100回大会を迎える箱根駅伝は、特例で全国の大学が参加可能となるが、27日に「全国化は1回限り」という報道が登場。すると原監督がTwitterで、

「ご存じの方も多いでしょうが、箱根駅伝は関東学生陸上競技連盟が主催する大会で、出場権があるのは関東の大学のみ。ただ、記念大会では出場枠を増やすのが恒例で、100回大会は全国の大学に門戸が開かれることとなりました。地元の大学が箱根路を走る姿を見たいという声は多く、原監督も“全国化派”でしたが、どうやら1回だけになりそうだということで『茶番だ』とツイートしたのです」(週刊誌運動担当記者)

 関東の大学だけでもこれだけ盛り上がるなら、全国化すれば大会はもっと盛り上がりそう。同時に競技レベルも上がりそうだが、ことはそう簡単ではない。