松尾氏「山下さんも会社方針に賛成、残念」

 松尾氏自身もジャニーズWESTのプロデュースを手掛けていたこともあり、所属先と関わり合いが非常に強いジャニーズ事務所に対し「記者会見をしろ」「膿を出し切れ」と批判を展開することは、契約解消へと至ることも時間の問題だったといえるのかもしれない。

 その一方で、ワンマン創業者のおかげで大きくなったものの、変なルールが残っている会社が日本にまだ多く残っていることを指摘し「この国全体で膿を出していくというフェーズに入っている」と批判する松尾氏の問題意識に共感する人も少なくない。

 中途解約を明かしたツイートは、投稿から丸1日で2万超のリツイート、7万超のいいね、3,000件を超える引用リツイートがあり、「松尾さんを支持します」「松尾さんが気の毒すぎる」と擁護する反応も多い。

 また、松尾氏が「私をスマイルに誘ってくださった山下達郎氏も会社方針に賛成とのこと、残念です」と書いたことを受けて、批判が山下氏にも一部飛び火し、「山下達郎」がトレンド入りしている。

 なお山下氏は、60年代にあおい輝彦氏ら4人で結成された初代ジャニーズのファンとしても知られ、2020年7月5日放送のTOKYO FM「山下達郎のサンデー・ソングブック」では、ジャニー喜多川氏の一周忌を記念して「初代ジャニーズの洋楽アプローチとアメリカ進出計画」という特集を組んだこともある。