◆代表作を選ぶ決め手は
ディーン・フジオカの代表作はどの作品だろう?
仏ロマン主義の文豪アレクサンドル・デュマによる原作小説を日本に置き換えた野心的なドラマ『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(フジテレビ系、2018年)だろうか。
あるいは、今や日本のラブコメブランドを確立しているTBS火曜ドラマ『ダメな私に恋してください』(2016年)も萌えキュン必至な名作だった。
映画作品なら、企画プロデュースと主演で臨んだ力作『Pure Japanese』(2022年)もある。でも筆者は個人的に、シャーロック・ホームズのイニシャルを持つ名探偵・誉獅子雄を演じた月9ドラマ『シャーロック』(2019年)が断トツな気がしている。
岩田剛典扮する愛すべき相棒・若宮潤一とのバディ感がとにかく素晴らしかったのだが、同作をディーンの代表作とする決め手はエンディング曲「Shelly」によるところが大きいと思うのだ。
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