「恭二は、夫の不倫で悩むゆいの前に突如現れ、その独特なオーラで一気に虜にする。ただならぬ雰囲気を漂わせているキャラで、無精髭と目元が魅惑的な“危ない男”として描かれています。錦戸は恭二を見事に表現し、ネットでは『錦戸がヤバい』『破壊力すごすぎる』などと大絶賛する声が殺到。錦戸さんはアイドル時代も、2008年の『ラスト・フレンズ』(フジテレビ系)で恋人に執着する役を演じて伝説になりましたが、一方で爽やかな役を演じることも多かった。今回、また新たな境地を切り開く作品になりました」(スポーツ紙記者)

 ジャニーズ事務所に所属していたときから、俳優として高い評価を受けていた錦戸。今年5月からは、NHK BSプレミアムのドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』にも出演し、主人公の父親役を担当している。19年にジャニーズ事務所から独立後初となるテレビドラマ出演で大きな話題を集めたが、出演作が立て続けに話題をさらっている。

「錦戸はジャニーズ事務所を退所してから、同じ“辞めジャニ”の赤西仁と組んで音楽活動をメインで行っている。22年末にはホールツアーを行うなど、精力的に活動しています。ただ、ジャニーズ事務所が忌み嫌っている赤西と組んでいることもあり、錦戸も巻き添えを受けて、テレビなどで活動を紹介されることがほとんどなかった。今回、NHKとNetflixの作品への出演となりましたが、俳優としてようやく“本格復帰”を果たしたといってもいいでしょう」(同上)

 そんな錦戸だが、『離婚しようよ』に出演したことで、民放ドラマ“解禁”も目前だという。