木村拓哉『教場0』に「特別編詐欺」とブーイングも

 3位は、下馬評では『ラストマン』と並んで「春ドラマの目玉」と目されていた木村拓哉主演『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)で、全話平均は9.8%。新人刑事役として、赤楚衛二、北村匠海、白石麻衣、染谷将太、新垣結衣といった豪華俳優がリレー形式で登場した。

 同作は、新人刑事の成長物語として高い評価を得ていた一方で、謎解きの部分は「ツッコミどころが満載」と話題に。

 最終回は、有機化学者・清家総一郎(北大路欣也)が、娘・紗季(森カンナ)に暴力を働く夫・甘木保則(馬場徹)を殺害し、アリバイのために自ら失明する……という話であったが、視聴者から「なんで娘を離婚させなかったの?」と疑問の声が続出。

 また、最終回の翌週には、1時間48分にわたって『風間公親-教場0- 特別編【刑事指導官と5人の新人刑事、その足跡を辿る】』を放送。大半が本編を再編集した映像であったため、「ただの総集編だった。時間を返してほしい」「特別編詐欺だ」とブーイングが巻き起こることに。視聴率も世帯平均5.8%と散々であった。