お次は日本維新の会のお話。

 笹川理府議のセクハラ。交野市支部高橋康幹事長による美好かほる府議への“恫喝”。そして今回は、三期目を狙う熊取町支部でも、来年1月にある町長選は予備選で候補者を決めるべきだという町議の緊急動議に、3期目を目指す藤原敏司町長が怒ってその町議を孤立させ、執拗に離党をするよう吊し上げたというのである。

 新興の政治集団は人材に乏しく、古くからの“ボス”的人間が残っているから、中央のコントロールが効きずらい。

 そのうち、日本維新の会の上層部のセクハラ、パワハラが出てくることは間違いないのではないか。

 自民党が嫌になった有権者たちの受け皿になって党勢を伸ばしてきた日本維新の会だが、しょせんはもう一つの自民党であることは間違いない。

 寄せ集めの政党が、内紛やスキャンダルで潰れることは歴史が証明している。日本維新の会にはそれが早く来ているのではないか。私はそう思っている。