「愛憎」読み方のヒントは?

先ほどもいいましたが、感情のふり幅が大きければ大きいほど真逆の感情も抱くわけです。

同じような言葉で「可愛さ余って憎さ100倍」、愛憎をもっとよく表せている「愛憎は紙一重」なんて言葉もありますね。

可愛く見えるのは、その人その人の感情なので、見た目がキュートとかの問題ではありません。まさしく「愛」という感情の問題です。

「愛憎」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。

さて、もうわかりましたか?

「愛憎」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

「あいぞう」

です!

 

ちなみに同じ読み方をする漢字で、本や漫画のコレクション向けの豪華な物を「愛蔵版」といいます。

こちらはまさしく「愛」だけが詰まっていますね。

3つ目の漢字は「書肆」です!

「書肆」を何と読みますか?

しょ…までは読めますね!では続きは?

3つのヒントで考えてみましょう。

「書肆」の読み方のヒントは?

1.「書肆」をひらがなにすると「〇ょ〇」になります。

2.ネットもいいですが、やっぱり「書肆」に行くのも楽しい!

3.『弟の書肆では急いでいる。初版通りで済ませば済むものを、』北原白秋「フレップ・トリップ」より引用

正解は…

正解は「しょし」でした!

昔の言葉で「書店」のことです。

「書肆」には、書籍や雑誌などの小売店だけでなく、出版社や卸売業者も含まれます。

江戸時代の書店は「書買(しょか)」「書林(しょりん)」「書物問屋(しょもつどんや)」「地本問屋(じほんどんや)」とも呼ばれました。

「肆」の音読みは「シ」、訓読みは「ほしいまま」「肆ねる(つらねる)」「みせ」、漢字検定のレベルは1級、13画の会意文字です。

「肆」1文字は並べる、店、ほしいままに、という意味があります。

例えば酒屋は「酒肆」、商店は「肆店」です。

「肆」を使う熟語

驕肆(きょうし):おごり高ぶり、ほしいままに振る舞う

肆意(しい):わがままに振る舞う

屠羊之肆(とようのし):身の程にふさわしい仕事

放肆遊惰(ほうしゆうだ):遊びに夢中になる様子

4つ目の漢字は「襖」です!

「襖」の読み方をご存じでしょうか?

「奥」という字が使われていますが「おく」と読むのは間違いです。

日本人なら、きっとだれでも見たことがある「アレ」ですよ…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?