つみたてNISAは、投資への敬遠が少ない人に向いているといわれています。投資で得た利益を非課税で受け取ることができるなどメリットも多いです。

しかし、投資なので元本割れのリスクはあります。また投資方法や銘柄選びを間違えると損をしてしまう可能性があります。

具体的に、どんな投資方法が失敗を招くのでしょうか。よくある事例を見ていきましょう。

失敗例1:値下がりしたからすぐに購入をストップする

つみたてNISA口座で投資している投資信託が値下がりしたからといって、購入をストップする行為はNGです。

値下がりした時に購入をストップすることは、長期スパンでの積立の効果をなくす行為だからです。

積立投資は、機械的に同じタイミングで金融商品を購入することによって、高いタイミングでも安いタイミングでも購入することになるので、結果として金融商品の値動きのリスクを緩和できる効果があります。

これをドル・コスト平均法と呼びます。

つまり、値下がりしたタイミングは「安く買えるチャンス」です。

値下がりしたからといって購入をストップしてしまったら、安く買えるチャンスを逃してしまうことになり、つみたて投資のドル・コスト平均法の効果がなくなってしまいます。

失敗例2:頻繁に銘柄を入れ替える

投資信託の値動きに一喜一憂して、積み立てる銘柄を頻繁に入れ替える行為も失敗の原因です。

例えば、下落している銘柄の購入をストップして、上昇している銘柄へ入れ替えた場合、安く買えるチャンスを逃して他の銘柄を高値で購入することになります。

このケースでも、ドル・コスト平均法の効果が発揮できません。

つみたてNISAは長期で投資をして、ドル・コスト平均法によって値動きのリスクを軽減することに大きな意味があります。

短期的な値動きに一喜一憂せず、長い目で投資を行いましょう。

失敗例3:利益が出たらすぐに売却してしまう

つみたてNISA口座で購入した投資信託に利益が出たので、すぐに売却するケースも失敗例です。

確かに、利益が出たタイミングで売却すれば、利益は確定し損をすることはありません。しかし、つみたてNISAは投資期間が20年と非常に長いため、短期の値動きで一喜一憂するのではなく、本当にお金が必要になるタイミングまでじっと待つほうが向いています。

また、つみたて投資は短期的な値動きによるリスクを排除しながら、投資信託の高い利回りを享受できることに意味がありますが、売却してしまったら分配金を受け取れません。

つみたてNISAは短期で売却するのではなく、長期的なスパンで運用をすることが重要です。

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会社名 SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券 SMBC日興証券 大和証券 野村證券 みずほ証券 SBIネオトレード証券
取扱銘柄数 185本 183本 178本 157本 178本 158本 22本 7本 3本 1本
最低投資金額 100円 100円 100円 100円 100円 1,000円 100円 1,000円 1,000円 100円
積立コース 毎月
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手数料 10万円 99円 99円 99円 0円 99円 88円 137円 152円 1,100円 1,045円
50万円 275円 275円 275円 0円 275円 198円 440円 524円 1,897円 1,733円
100万円 535円 535円 535円 1,100円 535円 374円 880円 1,048円 3,795円 3,465円
最短口座開設日数 翌営業日 当日 翌営業日 当日 翌営業日 3営業日 当日 5営業日 当日 3営業日
一般NISA
つみたてNISA 181本 183本 152本 173本 171本 1本 158本 7本 22本 3本
iDeCo ×
投資信託 2,652本 2,666本 1,252本 1,612本 1,563本 10本 1,087本 990本 516本 319本
IPO実績 74社 122社 66社 56社 42社 20社 81社 取扱あり 50社 30社(主幹事)
外国株 6ヵ国 9ヵ国 2ヵ国 1ヵ国 1ヵ国 × 2ヵ国 4ヵ国 19ヵ国 17ヵ国
米国株 4,577銘柄 6,000超銘柄 5,000超銘柄 497銘柄 1,058銘柄 × 121銘柄 734銘柄 ○(銘柄数記載なし) 133銘柄
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手数料 無料 無料 無料 無料 無料 2,860円〜 137円~ 50円~ 1,100円~ 1,045円~
国内株式
海外株式 6ヵ国 9ヵ国 2ヵ国 × × 4ヵ国 2ヵ国 × 19ヵ国 17ヵ国
投資信託 2,652本 2,666本 1,252本 1,612本 1,563本 990本 1,087本 10本 516本 319本
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