中でも、事務所内で幹部的な立場にあるとみられ、自身が『サンデーLIVE!!』で口火を切るまでは後輩にストップをかけたとした東山に対する非難の声は高まっている。

 元ジャニーズJr.でタレント・作家の平本淳也は5月27日に公開された「日刊ゲンダイ」のインタビューの中で、東山について「ジャニーさんの側近中の側近のひとり。常にその意向に沿って『邪魔』を排除し、副社長だったメリー喜多川さんには従順な召し使いでありつづけた。どちらかというと加害者側」と糾弾し、東山が『サンデーLIVE!!』にて「実際に被害を訴えられていることは本当に切実で残念でなりません」などと話していたことについて、「(自分は)性加害など知らない、という厚顔ぶりには呆れてしまいます」とまで言い切っていた。

 そして先日、元俳優で格闘家の高岡蒼佑が東山の衝撃的な過去の発言を暴露した。

「ここのところ小栗旬の暴露ネタを連投するなど注目を集めている高岡は、小栗の事務所とジャニーズ事務所だけは二度と仕事をしたくないと嫌悪感を示していたが、それを受けてかジャニーズ関連のタレコミも集まっている様子。14日にInstagramのストーリーズ機能を使って紹介したタレコミには、『自分は昔ジャニーズのバックダンサーしてまして、よく東山さんに飲みに連れて行ってもらいました。いつも冗談で「お前もジャニーさんにやられてこい」って言ってたので、朝の情報番組で東山さんが神妙に話してるの見て、やっぱ芸能人やな~って感心してしまいました』という衝撃的な内容が。これが事実であれば、本人は冗談のつもりだったのかもしれないが、『ジャニーさんにやられてこい』はさすがにとても看過できない暴言であるうえに、何人いるかもわからない被害者を生んだジャニー氏の性加害行為を東山は問題ないと認めていたということで、大問題だろう」(芸能記者)

 ジャニー氏による性加害行為は1960年代には週刊誌に取り上げられており、“黙認”してきた関係者の数も相当なものにのぼると見られるが、ジュリー社長が雲隠れを続ければ、今後は“長男”東山に対する告発が相次ぐことになるかもしれない。