レトロな温泉街で食べ歩きできる「銀山温泉」や、牧場グルメが満喫できる「小岩井農場」、賑わいある雰囲気の中に多彩な味が揃う「舘鼻岸壁朝市」など、食べ歩きを楽しみたい、東北のグルメな観光スポットをご紹介します。

1. 仙台朝市(宮城)

終戦直後の青空市場を起源とする市場です。仙台駅から徒歩5分ほどの場所にあり、通りに面して70ほどある店舗には所狭しと商品が並んでいます。朝市といってもほとんどが夕方までやっているのがここの特徴で、多くの買い物客で賑わいます。

朝市では新鮮な野菜、果物、精肉、鮮魚などが手に入ります。市場から仕入れられた新鮮なものがほとんどで、スーパーに比べてお値打ち価格なものばかりです。

65円の激安定番コロッケ

また素朴な味わいのコロッケは食べ歩きにぴったり!海鮮丼やラーメン、だんごやから揚げ、おこわなど試してみたい朝市グルメもいっぱいあります。

2. 銀山温泉(山形)

photo by YNHRさん

山形県尾花沢市にある「銀山温泉」は、大正ロマンの風情が薫る温泉街。こじんまりとした温泉街ですが、レトロな洋風木造多層の旅館が軒をつらね、夜にはガス灯が街を幻想的に灯します。

国民的ドラマ『おしん』の舞台としても知られるほか、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルになっているのではないかとも言われています。

photo by ☆ももん☆さん

コンパクトな銀山温泉ではありますが、温泉街には食べ歩きグルメも揃っています。ゆっくり過ごせるカフェや、出来立ての豆腐を立ち食いできる豆腐屋さん、扱っている地酒のほとんどを立ち飲みで味わえる酒屋さんなど、ご当地感あるグルメが楽しめますよ。

3. 青森魚菜センター(青森)

昭和44年(1969年)から続く、青森市民の台所・青森魚菜センター。新鮮な魚介をリーズナブルにいただくことができます。

アジや中トロが入った海鮮丼

こちらに訪れたらぜひ食べたいのが、名物の「のっけ丼」。どんぶりご飯のうえに、好きな具材を好きなだけ乗せていくというもので、およそ1,000円前後でご飯が見えないほど具材がつまったのっけ丼を食べることができますよ。