手作り石鹸に便利な100均材料は?
①グリセリンソープ
手作り石鹸に便利なグリセリンソープは、100均で購入できます。グリセリンソープとは、苛性ソーダを必要としない石鹸のことです。溶かして型に注ぐだけで簡単にオリジナル石鹸が作れることから、手作り石鹸の材料として、よく選ばれています。
とくに人気を集めているのが、100均ダイソーやセリアで販売されている「クラフトソープキューブ」という商品ですね。キューブ状のグリセリンソープがパックされている商品です。ダイソーは、ピンク・イエロー・ブルーの3色が展開しています。セリアはクリアのみなので、色付けのための食紅などを必要とします。
ただし、ダイソーやセリアで販売されている「クラフトソープキューブ」は、人体洗浄用ではないので注意してください。あくまでクラフト用です。手洗いに使える実用的なグリセリンソープは、100均以外で購入するようにしましょう。
②型
手作り石鹸を形成するための型も、100均ショップには揃っています。レジンや製菓用のシリコンモールドなどを活用して、石鹸を作ってみましょう。カットして形成したい場合は、大まかな形を作るために、紙コップなどを利用すると便利です。気になる型を探して、可愛い石鹸を手作りしてくださいね。
③香料
香料は、香り付きのアロマ石鹸を手作りしたいときに便利です。ペパーミントやラベンダー、グレープフルーツといった、様々なアロマオイル(精油)が100均で購入できます。爽やかなものからフローラルなものまで、ラインナップの幅が広いので、ぜひ好みの香りを探して利用してみてください。
ただし、100均のアロマオイルは、肌に直接使用するにはあまり向いていません。手洗い用ではなく、観賞用のクラフトソープを作るときに利用するよう注意してくださいね。
④飾り
手作り石鹸は、造花やラメ、ビーズなどを加えてデザインの幅を広げることもできます。どの飾り用アイテムも100均で販売されているので、グリセリンソープと一緒に揃えておくと良いでしょう。作り方次第では、ハーバリウムのようなクラフトソープが出来上がりますよ。
宝石|100均材料で作る手作り石鹸
①材料と道具
手作り石鹸の代表的なデザインといえば、「宝石石鹸」です。グリセリンソープに色付けをして、宝石そっくりにカットして作成するタイプの石鹸ですね。クリアタイプのグリセリンソープに色付けをする方法からご紹介していきます。
ちなみに、ダイソーの「クラフトソープキューブ」を使用する場合は、すでにカラーが付いているので色付けする必要はありません。宝石石鹸を作る際は、以下のものを準備してください。
材料
- グリセリンソープ(クリア)
- 食紅(好みのカラー)
道具
- カッター
- 紙コップ
- 耐熱容器
- 割り箸
- 電子レンジ
②作り方の手順
宝石石鹸の作り方は、以下の通りです。グラデーションカラーで作る方法をご紹介しますが、単色で作ってもOKですよ。また、溶けた石鹸に、好みでラメを加えるのも素敵です。色々なカラーで宝石石鹸を作ってみてくださいね。
ちなみに、電子レンジで溶かすときは、使用するグリセリンソープの説明書に沿った加熱時間で行ってください。足りなければ、様子を見ながら5秒ほど追加加熱していきます。加熱しすぎると容器から溢れてしまう可能性があるので注意しましょう。参考になる動画もあるので併せてご覧ください。
作り方
- カッターでカットしたグリセリンソープを耐熱容器に入れます。
- 電子レンジで溶かしたら、紙コップに移して食紅で色をつけます。
- 割り箸で混ぜて、濃い色・薄い色・クリアの3種類を作ります。
- それぞれ冷えて固まったら、紙コップから取り出します。
- 再び細かくカットして、紙コップに色の濃い順に詰めます。
- 透明なグリセリンソープを追加で溶かして⑤に入れます。
- ⑥が冷えて固まったら、紙コップから取り出します。
- 角をカットして、宝石のように形を整えます。