今からできる長生きリスクへの3つの備え

ここでは、長生きリスクに対してどう備えれば良いかを3つの視点から紹介します。

老後資金の備え

老後資金はなるべく早くから用意することをおすすめします。他のお金と混ざらないように、老後資金用として他とは分けて準備しておきましょう。

老後資金用に銀行口座を開設して貯めたり、iDeCoを活用して老後資金を自分で運用したりするなど、さまざまな方法で老後資金を若いうちから用意することが大切です。

健康の備え

病院にかかりつけの老後は避けたいところです。健康な身体は、若いころからの蓄積で成り立ちます。質の良い食事を心がけ、運動も適度に行い、お酒やたばこは控えめにしておきましょう。

人間関係の備え

長生きをすると、配偶者や友人が亡くなってしまうケースがあります。そうなると、孤独がいつも隣り合わせになってしまうでしょう。

孤独への備えとして、若いうちから積極的に交遊関係を築いておくことが大切です。友人が多ければ多いほど、長生きする友人の数も多くなります。SNSなどを活用して共通の趣味を持っている人と友達になったり、老後になってもできそうなボランティアに参加したりするのもおすすめです。

できることから始めよう

医療の進歩で長生きしやすくなったのは喜ばしいことですが、長生きにはお金・健康・人間関係のリスクがあります。

それぞれのリスクから目を背けず、現役時代から備えておくのが大切といえます。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャル・プランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。

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