プロ野球「セ・パ交流戦」は終盤に入っても大混戦が続いており、最終戦まで優勝の行方がもつれそうな勢いだ。6月23日からは再びセ・リーグ、パ・リーグに分かれて公式戦が再開するが、裏では早くも情報合戦が繰り広げられている。

 各球団は交流戦が終わると64試合を消化する。公式戦全143試合のうち折り返しは間近に迫る。

「この時期、ユニホーム組以外の球団関係者の多くは7月末の期限が設定されているトレード要員の調査を水面下で行っています。今年は各球団とも故障者が多いため、補強ポイントが多い。そのため自軍の余剰戦力とどう商談をまとめるのか、水面下で駆け引きが行われています」(球界関係者)