7月が旬の美味しい食材12選【野菜】
7月が旬の野菜からまず見ていきましょう!しっかり太陽の光を浴び、色鮮やかに育った夏野菜が満載です。食卓に栄養と彩りを添えてくれる野菜ばかりですよ。
①青唐辛子
青唐辛子は一年を通して市場で見かけますが、流通量が一番多いのは7月です。国内産では京都府や高知県、熊本県産などで半数以上を占めています。
青唐辛子は赤く成熟する前に収穫したものなので爽やかな辛味を持ちますが、加熱すると辛さが和らぐ場合もあります。青ゆずの皮と青唐辛子を合わせたものが柚子胡椒です。
②枝豆
冷えたビールには欠かせない枝豆も暑い夏が旬ですね。初夏から出荷の量が増え、大豆に育つ前の青いうちに収穫された枝豆が最も番美味しく食べられる季節がやってきます。
出来れば枝付きのまま売っていて、サヤがふっくらしているものが実がつまり美味しい枝豆です。実は栄養価も高く、ビタミンやタンパク質やメチオニンが含まれています。肝臓の保護に良い成分も入っていますよ。
⓷オクラ
オクラの原産地域はアフリカと言われており、暑い国で栽培されていたため旬は夏です。国産では鹿児島や高知、沖縄で大半を占めるなどやはり温暖な地域で作られていますね。
ぬめりが特徴の野菜ですが、その成分は食物繊維で整腸作用効果があると言われています。10秒~20秒ほどサッと茹でると緑色が鮮やかになり食卓に彩りを添えてくれます。ちょっとしたトッピング用にもあると便利な夏野菜ですね。
④きゅうり
年間通して販売しているきゅうりですが旬は夏で、ビタミンなど栄養価が高い物が出回るようになります。主な栽培地は群馬県、埼玉県、福島県などです。
新鮮で美味しいきゅりの見極めポイントは、しっかりと硬くいぼがチクチクと残っているものが良いそうです。値段も手頃で生のまま簡単に食べられ、とても使い易い夏野菜ですね!
⑤かぼちゃ
かぼちゃはハロウィンで使われたり冬至の日にいただいたりと秋冬のイメージも強いですが、収穫のピークは夏です。保存がきくため、貯蔵して甘みを増したものを秋ごろから食べるということもあるため秋冬にも出回っているそうですね。
かぼちゃは緑黄色野菜でありカロテンやビタミン、カリウムなどが多く含まれています。丸ごとなら涼しい場所での保存で2ヵ月くらいは持ちますし、冷凍保存も可能なので上手に使いたいですね。
⑥シソ
赤ジソも、大葉と呼ばれる青ジソも夏に旬を迎え、新鮮なものが多く出回ります。赤ジソは梅干し漬けに欠かせなく、またシロップで煮てシソジュースを作る方も多くいらっしゃいますね。
青ジソは殺菌効果も高く薬味に使われ、カロテンやビタミンなど栄養価も高く含んでいます。乾燥すると傷みも早くなるので、水にひたしておくと長持ちします。
⑦ズッキーニ
ズッキーニはウリ科カボチャ属で初夏から旬を迎えます。色や形も豊富ですが、一般的な緑色の細長いズッキーニは長野県産と宮崎県産が出荷の半数以上を占めています。
栄養価高く食物繊維やカロテン、ビタミン、カリウムなどを含みます。油との相性もよく特にオリーブオイルで炒めることで栄養素の吸収率がUPします。風味も増すので、加熱料理の際には是非試してみてくださいね。
⑧新ショウガ
初夏に出回る新ショウガは収穫して直後のショウガで、みずみずしく辛味は穏やかです。通年通して見かける薬味としてのショウガは、数か月貯蔵されているため茶色く硬くなる根ショウガです。
新ショウガは柔らかく香りも良いため甘酢漬けにする方も多いようです。ショウガの辛味成分には強い殺菌作用もあるので、梅雨明けのジメジメした季節の食中毒予防にもぴったりですね!
⑨トマト
全国各地で作られているトマトは通年スーパーでも見かけますが、味が良い旬は初夏です。太陽の光をめいっぱい浴び栄養価や糖度の高いトマトが出来ます。
パスタやサラダなど万能なトマトですが、主な栄養素はβ-カロテンやリコピンなどです。彩りも良いので積極的にお料理に取り入れたいですね。
⑩なす
ハウス栽培も多く一年中出回っているなすですが、夏野菜ですので一般的な旬は夏です。なすには熱を排出する効果のあるカリウムなどの栄養素で身体を冷やす効果があるとも言われていますので、暑い夏にもぴったりですね。
新鮮ななすは艶や全体的なハリがあり、ヘタのトゲがしっかりしているものを選ぶのが良いとされています。また、重みのあるなすを選ぶと中身がスカスカしておらず美味しいそうですよ。
⑪パプリカ
パプリカはナス科トウガラシ属に分類されるカラーピーマンの一種です。ピーマンの中でも身が大きく、ベル型と呼ばれているピーマンが彩りよく熟したものです。ピーマンよりさらにジューシーで肉厚なのが特徴です。
輸入品は韓国やオランダからですが、国内では九州産が多くほとんどがハウス栽培です。ビタミン類やカロテンを豊富に含んでおり、特に油との相性が良くオリーブオイルで炒めるとカロテンの吸収率がUPするそうですよ!
⑫ピーマン
年間通して市場に出回っているピーマンですが、旬は夏です。最も多く流通しているため価格も安く、栄養価も高いものとなります。
その栄養は豊富で、ビタミンやカロテンなどが含まれています。質のよいピーマンは均一な濃い緑色でツヤがあり、しっかりと重みのあるのものが良いとされています。