激辛カップ麺の代名詞が汁なしに!
セブンプレミアム「蒙古タンメン中本 辛旨魚介味噌まぜそば」
まずは、セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本 辛旨魚介味噌まぜそば」267円(税込)。「中本」のレギュラー商品である「辛旨味噌」は、2008年には初登場した激辛カップ麺の代名詞。
期間限定のスポット商品も多く発売され、中でもお店のナンバーワン激辛メニューを再現した「北極ラーメン」は、長らく激辛カップ麺の雄として君臨。「北極」と聞いただけで、寒いどころか灼熱を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
今回の「辛旨魚介味噌まぜそば」も期間限定の商品で、お店の秘蔵メニューを再現したカップ麺オリジナルのまぜそばとなっています。
濃香な味噌味のたれに、太くて縮れのついた大盛でもちもちの油揚げ麺と、豚ミンチや野菜など大量の具が合わせられています。
たれは、味噌味をベースに辛味と野菜などの甘みが感じられるタンメン風。昔から「辛さの中に旨みあり」が「中本」の標語のようになっていますが、強い辛味の中にタンメンらしい野菜の甘みが感じられ、確かに標語通り。甘くて辛い味噌味はレギュラーカップ麺の「辛旨味噌」の雰囲気を漂わせますが、今回はやや甘みが勝っています。
甘みが勝ったたれですが、エビの粉末や魚粉が入った「えび魚粉」を加えることで、エビの香ばしい風味とキリッと引き締まる塩気でエッジが立ちます。とても効果的な存在なのですが、大盛の麺全体に行き渡らせるには量が少ないため、途中の味変アイテムとして少量の麺に混ぜるのが良さそう。
具は、豚ミンチ、キャベツ、キクラゲ、ニンジンが入っています。豚ミンチは圧倒的に量が多くて大粒、ボリュームがあります。野菜もたっぷりで、蒙古タンメンらしい具の組み合わせでした。
カップ麺全体が値上げされている中で、麺量も具も多く、辛くておいしいこの商品は、250円超えとはいえむしろコスパが良いように感じました。辛さの中には旨みだけではなくいろんなものが入っており、食べ応え十分です。