第3位は先週に続いて福山雅治×大泉洋のTBS日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』が制覇。『ラストマン』は先週、本人気ランキングで初めてのトップ3入りを果たしたが、ややポイントは落としているものの、ふたたび木村拓哉主演のフジ月9『風間公親-教場0-』を上回ることに。両者の差は縮まったが、次週はどうなるか。『教場0』は19日に最終回となるため、また逆転となりそうだが、肝心の「千枚通し」事件の動きの少なさがどう響くか。

 第5位は、稲森いずみ主演の日本テレビ系金曜ドラマDEEP『夫婦が壊れるとき』で、3週ぶりにトップ5に返り咲き。9日放送の第10話では、不倫をした夫を一度は許そうとした主人公がふたたび復讐の炎を燃やす……という展開で、いよいよクライマックスが近づいてきた印象の盛り上がりがあり、TVer再生数ランキングの総合部門(以下「TVer総合ランキング」)を見ても、前週は最低23位まで落ちていたものの、今週は最低18位と勢いを取り戻しており、前週比15ポイントアップとなった。TVer見逃し配信の全話累計再生回数は6月4日までで2000万回を突破し、TVerで配信された深夜ドラマの歴代1位の記録を打ち立てている。最終回はもう少し先なので、ここからどこまで記録を伸ばすのかも注目される。

 ふたたび『フウ壊』の後塵を拝する形となった波瑠×高杉真宙のフジ水10『わたしのお嫁くん』は逆に前週比15ポイントダウン。TVer総合ランキングではトップ5滞在期間は伸びたものの、14日放送の第10話の放送直後の動きが鈍かった。第9話は冒頭と終盤のイチャイチャシーンに大きな反響があったが、ラブコメ定番の“くっついたのに一度別れる”展開で盛り上がりが欠けたか。『お嫁くん』は21日が最終回となるが、ふたたびイチャイチャパワー復活で勢いを取り戻せるだろうか。