ナチュラルチーズの種類
数多くあるナチュラルチーズの中でも基本となる種類について紹介します。ナチュラルチーズは種類によって風味も食感も大きく異なります。それぞれの特徴を確認して、好みのナチュラルチーズを選ぶ参考にしてください。
フレッシュチーズ
乳酸菌で原料となる生乳を固めるだけのチーズです。熟成を行わないので、爽やかな酸味と生乳の風味をダイレクトに味わうことができます。モッツァレラチーズ、カッテージチーズ、マスカルポーネ、クリームチーズ、リコッタチーズなどが当てはまります。
白カビチーズ
表面を白い綿のような白カビで覆われたチーズです。表面に白カビを植え付け熟成させることで、チーズの内側が柔らかくクリーミーに仕上がります。カマンベールチーズ、サンタレド、ブリーなどが当てはまります。
青カビチーズ
断面にブルーの美しい模様が現れるチーズです。発酵させる段階で青カビを植え付けることで発行速度を早めて作られます。表面ではなく内側に青カビが繁殖して、鼻に抜ける香りとコクのある豊かな味わいを楽しむことができます。
ゴルゴンゾーラ、スティルトン、ロックフォールなどが当てはまります。香りや塩味などクセが強いので苦手な人も多いですが、クリームチーズなどをブレンドすれば◎。誰もが病みつきになる美味しさを楽しめます。
セミハードチーズ
凝固させた生乳を刻んで型に入れて成型、プレスして水分量を38~46%まで減らし熟成させたチーズです。少し硬めのチーズはナチュラルチーズの中でも種類が豊富です。噛み応えがあって味が濃厚、カットして調理しやすいので初心者にもおすすめです。
ゴーダチーズ、ラクレットチーズ、マリボー、フォンティーナ、チェダーなどが当てはまります。
ハードチーズ
セミハードチーズと同じく水分量を減らしたうえに、より長く熟成させることで濃く仕上げたチーズです。その熟成期間は長いもので1~3年にもなります。濃厚な味わいが特徴で粉末状にして調理に活用する機会も多いです。
エダムチーズ、エメンタール、パルミジャーノレッジャーノ、ミモレットなどが当てはまります。
ナチュラルチーズのおすすめランキング15選
人気の高いナチュラルチーズをランキングで紹介します。お店で気軽に購入できるチーズ初心者でも食べやすい商品から、ワインにマリアージュさせる濃厚で特徴のある商品までバラエティ豊富です。食べる時間や好みに合わせて、おすすめのナチュラルチーズを楽しんでください!
15位:kiri クリームチーズ
kiriは国内でも有名なメーカーです。kiriのクリームチーズは、フランス産の新鮮な乳と生クリームを使って作られています。そのままでも濃厚な味わいを楽しめます。フレッシュな味わいはお菓子作りにも最適です。
クセのない味わいは調味料との相性も抜群。ブラックペッパーやはちみつなどをトッピングするだけで豪華な一品に仕上がります。
14位:雪印メグミルク さけるチーズプレーン
北海道にこだわって北海道産の生乳100%を使用して製造されています。山梨県小淵沢にある雪印メグミルクチーズ研究所で、ナチュラルチーズを作る途中で引っ張ると避けることを発見。この楽しさを商品にと誕生したのがさけるチーズです。
熟成させないナチュラルチーズは、タンパク質が完全に分離されていないので伸ばした方向に綺麗にさけるそうです。温めるとトロリと溶けて違った味わいを楽しめますよ。
13位:イゴール ゴルゴンゾーラ
イゴールのゴルゴンゾーラにはドルチェとピカンテがあります。ピカンテは少し辛いゴルゴンゾーラ。ドルチェの熟成が最低50日間のところ、ピカンテは裂いて80日間の熟成が行われます。その分味わいが濃く硬い食感で、青カビのマーブル模様も万遍なく含まれています。
酵母によって発酵した繊細な味わいはチーズ好きを魅了します。クセが強いチーズが苦手な人はドルチェから試してみてくださいね。
12位:クラフト 100%パルメザンチーズ
米国産のナチュラルチーズを100%使用している粉チーズです。パスタはもちろん、サラダやカレーなどのトッピングに便利ですよ。トーストの上に一振りするだけでも◎。チーズの香りと塩味のある旨味が楽しめます。使い勝手が良く重宝するナチュラルチーズだといえるでしょう。
11位:花畑牧場 モッツァレラ
北海道十勝産の生乳を100%使用しています。イタリア南部で古くから行われている、伝統的なチーズ造りの製法を模して作られています。フレッシュな生乳の甘味と程よい酸味を感じることのできるモチっとしたナチュラルチーズです。
同じモッツアレラチーズを一口サイズにした「モッツァレラ ボッコンチーニ」もおすすめ。カットすることなく一口で食べられるのでジューシーな旨味をダイレクトに味わえます。