緊張型頭痛の原因と効果的なヨガ
緊張型頭痛は姿勢の悪さや不安や疲れなど精神的なストレスが主な原因。
ストレスなどでカラダの筋肉が緊張して血管を圧迫した結果、血液の循環が悪くなって引き起こされます。
緊張型頭痛に対してはヨガで血行を良くすることで痛みを緩和することに効果的です。
緊張型頭痛を緩和するヨガポーズ1:うさぎのポーズ
頭頂に存在する「百会(ひゃくえ)」というツボを刺激することで全身の血行を促進できるポーズです。
リラックス効果も高いので、片頭痛の予防にも効果的なポーズといえます。
- 肩こり解消
- むくみ改善
- リラックス
- 腰痛改善
- 疲れ目
- 抜け毛予防
- やり方
- 膝を開き足先をつけた形の正座で座る。
- 両手を前につき、その間の床に頭をつける。
- 両手で体を支えながら、お尻を浮かし体重を前にかけていく。
- 息を吐きながら、両手を腰の後ろで組み、お尻を持ち上げ、さらに体重を前へ移行させる。
- 腰が膝の真上にくるようにして、息を吸いながら、組んだ腕を天井方向へ伸ばす。
- このまま3~5呼吸キープ。ゆっくりと元のポーズに戻す。
- ポイント
- ポーズに慣れてきたら、マッサージするように頭をぐりぐりと動かすとツボが刺激されて頭痛の緩和により効果大です。
- 膝を開き足先をつけた形の正座で座る。
緊張型頭痛を緩和するヨガポーズ2:魚のポーズ
寝たまま行う後屈のポーズ。
腰、背中、肩から首にかけてほぐすことができ、上半身の血行を高めることで緊張型頭痛を緩和することができます。
少し上級者向けのポーズなので、無理のない範囲で行いましょう。
- 肩こり解消
- リフレッシュ
- 疲れ目解消
- 抜け毛予防
- バストアップ
- やり方
- 両足を揃えて仰向けで寝まる。背中全体を床につけることを意識する。
- 脇をぐっと締め、両手を手の平を床に向けてお尻の下にいれる。
- 前腕で床を押して、背中全体を反らせていく。頭頂を床につけ、つま先を合わせて前の壁の方へ向ける。
- 肩の力を抜き、3~5回呼吸をする。
- ゆっくりと背中を元に戻し、腕をぬいて、仰向けで休む。
- ポイント
- 眠る前に行うと緊張がほどけ、ゆっくり眠りにつくこともできるのでオススメです。
- 両足を揃えて仰向けで寝まる。背中全体を床につけることを意識する。
頭痛のときはヨガで和らげよう
ツラい慢性型頭痛でお悩みの人はぜひともヨガをトライしてみてください。
市販の鎮痛剤を飲みすぎてしまうと今度は薬物乱用頭痛になりかねません。
1日2日ではあまり効果が見られませんが、片頭痛であれ、緊張型頭痛であれヨガを通じて治ったという声もよく聞きます。
自分が悩んでいる頭痛に最適なヨガポーズに取り組むことで、頭痛のない快適な生活を送りましょう。
なお、頭痛解消に限らずヨガには他にも信じられないような効果が山ほどあります。
提供・yoganess
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