頭痛の悩みから開放されたいと思ったことはありませんか?
頭痛は神経質だからと考える人は少なくないですが、れっきとした病気の一種です。
とはいえ、頭痛に特効薬はなく、どうしたら良いのか分からないですよね。
実はヨガで頭痛を解消したという声が少なくないことはご存知でしたか?
この記事では頭痛の種類について解説したあと、それぞれ頭痛に合わせて効果的なヨガのポーズを紹介いたします。
頭痛には種類がある?
日本人の4人中1人が悩まされている頭痛ですが、色々な種類があります。
一番危険な頭痛は、今まで感じたことがない痛みや激しい嘔吐、手足のしびれを伴う頭痛。
突然の激しい頭痛はクモ膜下出血など命に関わる可能性があるので、すぐにかかりつけの医者に相談しましょう。
もう一つの頭痛は日常的にズキズキを痛みを感じる頭痛。
特攻薬はありませんが、原因を知って対処することで痛みを和らげられます。
この慢性的な頭痛は主に片頭痛や緊張型頭痛と2種類に分類されるのですが、それぞれカンタンに解説しますね。
片頭痛はどんな頭痛?
片頭痛はこめかみから目にかけて脈に合わせてズキンズキンと痛みます。
頭痛の1割程度が片頭痛といわれ、10代~50代の女性に多く見られるのが特徴。
場合によっては嘔吐を伴い、カラダを動かすと痛みが強くなるので片頭痛の人はできるだけ激しい運動はせずに休みましょう。
緊張型頭痛はどんな頭痛?
緊張型頭痛は頭をハチマキでしめつけられるようなギューっとした痛みが特徴。
じわじわと痛くなり、目の疲れや肩のコリを伴うこともあります。
日本人の頭痛の7割程度が緊張型頭痛といわれており、ほとんどの人が悩まされている頭痛の正体といえるでしょう。
片頭痛の原因と効果的なヨガ
片頭痛は脳の血管が急激に拡張することが原因で発生します。
女性ホルモンのバランス崩れや空腹やダイエット、過剰睡眠、寝不足、ポリフェノールのような食べ物によって血管が拡張することによって片頭痛になるとされています。
さらにストレスから開放され血管が拡張されることによっても片頭痛になるので、仕事のストレスから開放された週末にも起こることも。
片頭痛は血管が拡張して起こる症状なので、片頭痛が起きているにヨガを行うとかえって悪化するので極力避けてください。
片頭痛に対するヨガのアプローチとしては予防がメインです。
普段の仕事終わりなど片頭痛でない時にヨガでリラックスすることで、週末に起こる片頭痛を緩和させることができるでしょう。
片頭痛を予防するポーズ1:ダウンドッグ
- ダイエット
- 肩こり解消
- 疲れ目解消
- 集中力UP
- ストレス解消
- 冷え性改善
- やり方
- つま先をたてら状態でつま先立ちになる。
- 両足のつま先を立て、手の平で床を押してお尻を天井にむけて持ち上げる。
- 頭を下にし、膝を伸ばす。
- カラダが三角形になるようにして3~5呼吸キープ。
- ポイント
- かかとは浮いてもOKです。
- つま先をたてら状態でつま先立ちになる。
片頭痛を予防するポーズ2:ライオンのポーズ
- ストレス解消
- リラックス
- 冷え性改善
- 肩こり解消
- 抜け毛予防
- 姿勢改善
- やり方
- メガネやコンタクトをはずす。
- つま先を立たせた状態で正座をする。
- 上半身を伸ばした状態で少し前に傾かせ、手首をヒザに、指を開いた状態で床につく。
- 息をゆっくりと吸いながら、口を大きく開き痛くならない範囲で舌を思いっきりだす。同時に目は大きく見開き、思いっきり上に向ける。
- おナカの底から「ハー」と声を出しながらを一気に息を吐き出す。
- 息を吐ききったら表情を戻し、同じ呼吸を5回繰り返す。
- ポイント
- 自宅であんまり大きな音を出せないという人は、うめき声をだすようにノドの奥からゆっくり「ハー」と音を出すというやり方でもOK。