大人になってもハルの世話を焼いてきた楓は、もはや“オカン”のような存在になり、進展しない関係に悩みます。
ハルと共通の友人・美桜(浅川梨奈さん)にはもう彼を諦めるよう勧められ、そんな折、楓は友人のエリート・伊織(萩原利久さん)に思いを告げられます。
(実は)ずっと楓を好きだったハルは焦りますが、付き合いが長すぎて“おとななじみ”になった今、どう切り出したらいいかわからず……。
正直に言うと、最初はふたりがあまりにもウジウジ、モジモジしているので「もういい加減はっきりしてどっちからでもいいから告って今すぐ!」と思ってしまったのです。
けれど、物語が進むにつれ「ああそうだったのか」と彼らの気持ちがわかり、いつの間にかエールを送っている自分に気がつきました。さらには、ふたりを囲む大人たちから多くの学びも得られたのです。これってZ世代と大人をつなぐ、すばらしい映画じゃあないの!
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