8.開成山大神宮

photo by スピカ☆さん

明治9年(1876)に伊勢神宮からの御分霊を受けて創建された神社で、「東北のお伊勢さま」とも呼ばれます。御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)・豊受大神(とようけのおおかみ)・神倭伊波禮彦命(かむやまといわれひこのみこと)。

photo by けぴぃさん

神社と隣接する開成山公園とあわせて桜の名所として知られており、見頃には「さくらまつり」を開催。夜にはライトアップも行われます。

9.末廣酒造 嘉永蔵

日本酒の酒蔵が多い会津若松市の中でも、特に訪ねて楽しめる酒蔵としておすすめなのが「末廣(すえひろ)酒造 嘉永蔵」。予約不要・入場無料で酒蔵を見学することができます(団体は要予約)。営業は17時までですが、酒蔵内の案内は16時の集合が最終となっているのでご注意を。

10.四季の里

四季の里は、福島市の南西部に位置する入場無料の農村公園。土湯温泉から車で10分弱、福島駅までは20分弱の距離です。約8haの敷地内には、各種飲食店の他、四季折々の花々が楽しめる花壇やイングリッシュガーデン、子供たちが遊べるじゃぶじゃぶ池など、太陽の下で自然と親しみながら遊べる広場がたくさんあります。

他にも、地場野菜を扱う自由市場と福島のお土産を扱う土産店、ガラスの絵付け彫り体験(有料)ができる工芸館などもあります。

11.大和川酒蔵北方風土館

寛政二年創業の老舗酒造店で、現在の当主で九代目になります。国内はもちろん、海外にもファンを持つ大和川酒造は、平成2年から「北方風土館」として一般開放(無料)しています。江戸時代に建てられた一番古い土蔵から、昔の酒造りに使用した道具などを見学することができます。

販売エリアには、試飲コーナーや仕込水に使われている飯豊(いいで)連峰の伏流水を飲めるコーナーもあります。

12.須賀川特撮アーカイブセンター

2020年11月にオープンした、入場無料の「須賀川特撮アーカイブセンター」。特撮に関する貴重な資料を収集、保存、修復し、世界的にも誇るべき文化を顕彰、推進し、後世に伝えることを目的として設立された施設です。

ホールでは、頭上に航空機の模型が実際の撮影時と同じように吊られています。スクリーンに描かれた空は、「雲の神様」と称された島倉二千六(しまくら ふちむ)さんが描いた特撮用の背景画で、実際にスクリーンだけ撮影すると、本物の空にしか見えません。

2階の多目的スペースには、約3.6m×5.4mものジオラマが設置されています。ひょっとしたら一瞬、もしかしたら映らないかもしれない細部にまで、こだわって作りこまれていることに驚くことでしょう。遠近法を使ったり、背景の絵でリアリティを出したりと、たくさんのトリックやアイディアが詰め込まれていることに改めて感動できる施設です。