まさに江戸時代の光景が広がる大内宿や、『ウルトラマン』の生みの親として有名な円谷英二氏のミュージアム、日本初の山岳道路・磐梯吾妻スカイラインなど、福島にある入場無料のおすすめ観光・おでかけスポットをご紹介します。
1.大内宿
その昔、会津若松と日光今井市を結ぶ「会津西街道」の宿場町として栄えた場所。昭和56(1981年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されてから、年間120万人もの観光客が訪れる人気の観光地となりました。
大内宿の町並みは無料で見学でき、40棟ほどの茅葺き屋根が並ぶ光景は、まさに江戸時代。集落の一番奥に位置する、大内宿を一望できる大内宿見晴台にもぜひ登ってみてくださいね。
2.円谷英二ミュージアム
須賀川市民交流センターtetteの5階にある入場無料のミュージアム。ここには、円谷監督の68年間にわたる歴史資料や特撮関連の資料、メイキング映像、造形物、ゴジラなどが展示されています。展示物をみていると、監督が生物学や機械学など様々な分野を研究していたことがわかります。
特設スタジオには、東宝撮影所のミニチュアジオラマまで設置されていて、ここは撮影が許可されているので、特撮監督気分で撮影できます。
3.磐梯吾妻スカイライン
吾妻連峰を縦走する形で高湯温泉と土湯峠を結ぶ、全長29kmの無料の観光道路・磐梯吾妻スカイライン。平均標高1,350mを誇る日本初の山岳道路であり、道中には「吾妻小富士」や「つばくろ谷」などの展望ポイントが続きます。
そして磐梯吾妻スカイラインのハイライトといえば「浄土平」。標高1,600m付近に位置し、今も噴煙を上げる一切経山(いっさいきょうざん)や吾妻小富士を望むことができます。浄土平の駐車場のすぐそばには吾妻小富士の登山道があり、トータル1時間あれば周囲1.5kmのお鉢巡りも可能です。
なおスカイラインは火山活動の変動や季節にともなって通行止めとなる場合がありますので、福島県のHPなどで情報を確認してから訪れるようにしましょう。