◆実際に作ってみて感じた、良い点・悪い点

先述の通り、筆者の場合はやや粘度の高い日焼け止めをパフに染み込ませるまでに、何度か作業を繰り返すのが面倒といえば面倒でした。

こんな手間をかけなくても、最初からクッションファンデやクッションタイプの日焼け止めを購入すれば良いのに……と思ったりもしますが、やはり減ってきたら継ぎ足せるコスパの良さは魅力。手作りするのはそれ自体が楽しいし、何より自分だけのオリジナルアイテムというのは、テンションが上がります。

クッションファンデ
今までは朝のメイク時にリキッドファンデでメイクをしても、そのリキッドファンデを持ち歩くわけにもいかないので、メイク直しには別の携帯に便利なファンデを使っていました。個人的には、これがちょっとしたストレスだったんです。でもこの容器でクッションファンデを作れば、リキッドファンデでもメイク直し用に持ち歩くことができます!

また今回のように日焼け止めをこの形状にすると手を汚さずに塗れるので、忙しい朝や出先での塗り直しにも助かります。トーンアップタイプやベージュ系の色のついた日焼け止めなら、メイク直しと日焼け止めの塗り直しが一度にできるし、断然便利です。

筆者のように「お気に入りのリキッドファンデーションを持ち歩きたい!」「日焼け止めの塗り直し問題をどうにかしたい!」と思っている人は、ぜひ試してみてくださいね。

<写真・文/佐治真澄>

【佐治真澄】

美容ライター/化粧品会社のPR経験をもとにライターとして活動を開始。現在はWEBを中心に多くの媒体で美容記事を執筆。スキンケア、メイク、ボディ、ヘアケアなど幅広いジャンルに精通。