イライラした時のジャーナリングもおすすめ
ある程度「書ける」ようになってきたら「イライラした時に書く」のはおすすめです。
例えば、「家族が帰ってきたら途端にイライラした」ということがあれば、「なぜイライラしたのか」を書き出してみます。
「もう少し自分一人の時間が欲しかった」「いきなり空間が騒々しくなって心が疲れる感じがした」「何か頼まれごとをしそうで嫌だった」など、思いつくままに書き出していきます。
すると、やがて心が落ち着いてきたり、自分の気持ちをどう処理すべきかが見えてくるはずです。
他にも事例を挙げてみましょう。
「家族の帰りが遅くてイライラした」であれば「せっかく用意したご飯を一緒に食べたかった」「私のことを蔑ろにされている気がする」「家族ばかり自由で羨ましい」「連絡が欲しい」など、闇雲にイライラするのではなくイライラの根本の原因が見えてくるはずです。
その上で、どう対処すべきかが見えてきます。
他には「家が汚くてイライラする」だとしたら「特に●●が汚れていて嫌」「ゴミ捨てくらい私以外の人もすればいいのに」「自分のものじゃないから捨てられない」「前から片付けて欲しいといっているのにどうして片付けてくれないのか」「片付けられるようになって自己管理ができる自分になりたい」「片付いた家で静かにヨガの練習がしたい」などどうすれば片付くのか、片付いた後にどうしたいのか、なども見えてくるはずです。
時間を決めて書くよりも、イライラした時は心が「アラート(警告)」を出している時なので、そのアラートが何を意味しているのかを自己理解するためにジャーナリングを行うことで、軌道修正ができるはずです。
3Good Thingsについて書く
イライラした時に書くことがネガティブに感じられる人や、余計辛いと感じる人は、1日の終わりに「3Good Things」を書くこともおすすめです。
これは「感謝日記」とも言われますが、1日を振り返りよかったことを3つ書き出すだけ。
「ランチのパスタがとってもおいしかった」「久しぶりに長風呂ができた」「朝スッキリ起きられた」など、驚くほど些細なことでOKです。
これも続けているうちに「感謝体質」に心身が変わってきて、人生をより生きやすくする効果があるとされています。
ジャーナリングで書いた内容は見返すべき?
見返す必要はありません。
できるだけ「毎日書く」ことを一番重要視し、内容を精査したり見返したりするよりも書くことを続けましょう。
反省する必要もないですし、ただ「書いてスッキリした」「書けた」「私からこんな言葉やこんな思いが出てくるのか」と書き切るだけ十分です。
書きながら何か掘り下げたいと思ったことが出てきたら、そこについいてはもう少し書いてみてください。
気持ちがスッキリする。落とし所が見つかる。納得する。腑に落ちる。
そんな感覚が得られたらその日のジャーナリングは終了です。
ジャーナリングで一番注意すべきは「嘘を書くこと」
ジャーナリングにおいて一番気をつけなければいけないことは「嘘を書く」こと。
本心を書くことではじめて効果が得られるジャーナリング。
後から読み返して恥ずかしくないようにとか、誰かに見られても恥ずかしくないようにとか、こんなことを考えているなんて恥ずかしいとか、そういったブロックを持つことはジャャーナリングがうまくいかない最大の要因となります。
ノートに向かったらそこは自由で安全で、誰にも邪魔されない空間だと認識しましょう。
あなた自身も読み返しませんし、誰も見ません。
ですから徹底的に自分の内側から自然にわき起こり、言葉になる感情をひたすら書き綴りましょう。
ぜひジャーナリングの効果を味わってみてください。
まとめ
私自身は小学生の時から数十年、日記をつけているので、まさか自分のしていることが「ジャーナリング」としてこれほどまでに人気を集めつるエクササイズになるとは思いませんでした。
日記もジャーナリングの一種です。
自分と繋がる方法の一つとして、ぜひジャーナリングを実践してみてください。
提供・yoganess
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