「ゴリゴリのフレンチ」「実質殿様」……変な日本語を連呼の中丸
宿泊するなら、最も気になるのはやはり食事だろう。平戸城で提供される朝食を、もちろん中丸も食べた。
見るからに、豪華でおいしそうなのだ。鯛もポークも脂が乗っている。料理について解説してくれるのは、同施設を運営する株式会社狼煙の苅宿晴太さんだ。
中丸 「おすすめはどのへんになりますか?」
苅宿 「なつ香タイの塩麹焼をお召し上がりください」
中丸 「これ、いただいちゃいますね。(箸でつまんで)やらかっ! 見た目でわかっちゃいました、脂乗ってますねえ」
苅宿 「平戸の夏香(密柑)を食べて育ったあま……」
中丸 「ちょ……食べていいっすか?」
食べる直前に説明をぶっ込まれ、鯛をお預けされた、食べるタイミング見失う丸。見ていて可哀想だったが、中丸は中丸で鯛やポークをひと口で行ってしまう遠慮のなさ。まさに、殿様気分だ。
ちなみに朝食には和テイストが漂うが、ディナーで提供されるメニューはもっと洋風寄りの料理らしい。
「そうか、夜はゴリゴリのフレンチを出してくれるんだ」(中丸)
なに、その「ゴリゴリのフレンチ」って。ゴリゴリじゃないフレンチがあるのか? すごいワードセンスである。
さらに、中丸が行く。
「景色もいい、食事もいい。で、泊まって自分の好きなオプションをいろいろカスタムしていったならば、“殿様気分”というより、それは実質殿様だと」(中丸)
「実質無料」みたいなニュアンスで、「実質殿様」と言い出す中丸。日本語は変だが、伝えたいことはなんとなく理解した。
というか、「ゴリゴリのフレンチ」とか「実質殿様」など、独特の中丸語を必ず入れ込んでリポートしようとする彼のアティチュードが毎回かいがいしい。
最後に、「なかまる印」ステッカーを苅宿さんに手渡した中丸。恒例のくだりだが、まさかお城にステッカーを貼ってくれるとは思えない。