そのお客さんは悪気などなくお笑いを見ることを楽しみにしすぎてテンションが上がってしまい、周りのことを考えずに大声で話してしまったのかもしれないし、漫才の声が大きいので、その声に負けないように話さないと聞こえなかったから話したのかもしれないし、はたまた観劇慣れしておらず、テレビを見ているような感覚で、つい普通に話してしまったのかもしれない。
一番ありそうなのが、遅刻してきて他のお客さんのように漫才に集中する態勢になっておらず、つい普通のテンションで喋ってしまっていたというパターン。
まあいずれにせよマナー違反であり、漫才に集中したいお客様からしたら迷惑以外のなにものでもない。あくまでも険悪な雰囲気になったというのは僕の憶測でしかないのだが、その場にいた他の観客から上記のようなコメントが寄せられたということは、本当に迷惑で、伊藤さんが本気で注意したのは伝わってくる。
もしかしたら注意されたお客さんは、不貞腐れたり文句を言い返したので、あまりいい空気感にならなかったのかもしれない。でもお客さんからすれば、こっちはお金を払ってるんだからという気持ちもわからなくもない。金払ってるんだから注意なんかしてないで笑わせろとか、漫才に集中させないそっちが悪いんだろとか。
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