2023年の春、秋葉原行きのつくばエクスプレスの5号車と6号車が突如車両ごと荒廃した世界にワープし、乗客たちが極限下を懸命に生きる姿を描くヒューマンエンターテインメントドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS系)。6月2日に放送された第7話は、2060年の未来に飛ばされた謎が徐々に明らかになり始め、2023年に帰還できる可能性がはっきりと提示される回だった。

 2023年の世界では、日本随一の有名大学で数々の賞を獲っている物理学教授・蓮見涼平(間宮祥太朗)が車両消失事件の謎に迫っていた。当日、流れ星が観測されていたが、蓮見はこれが超新星爆発ではないかと疑い、「この時発生した10億度以上ものエネルギー」が地震を引き起こし、時空の歪みが生まれ、トンネルがワームホールとなり、タイムワープをしてしまったのではと推察する。