12.津軽伝承工芸館

津軽地方に伝わる伝統的な文化を実際に体験できる施設。職人さんたちの実演を見られるのはもちろん、津軽塗や津軽こけしなどの制作を通して、津軽文化に触れることができます。またご当地B級グルメ「黒石つゆやきそば」や、りんごソフトも味わえます。

13.津軽三味線会館

津軽三味線会館の外観。

昭和を代表する作家、太宰治の生家「斜陽館」の目の前にある津軽三味線会館。歌手で津軽三味線奏者としても高名な三橋美智也さんのゆかりの品の展示をはじめ、津軽三味線の歴史を展示したコーナーが設けられています。

津軽三味線の生演奏は必見です。

同館の目玉はなんといってもプロ奏者による津軽三味線の生ライブ。原則的に1日5回行われる生演奏は必見です。情熱的な魂の演奏にふたりで酔いしれて。

14.弘前れんが倉庫美術館

シードル(りんごの発泡酒)の生産地として有名な弘前市。ここは元シードル工場の煉瓦造の建物をいかし、弘前の芸術文化振興のために2020年にオープンした美術館です。この美術館のテーマのひとつが「サイト・スペシフィック(場所性)」で、この美術館のためにつくられた作品や、青森や弘前から着想した作品を楽しむことができます。

館内には、群馬県の原美術館にも作品があるジャン=ミシェル・オトニエル氏が、青森のりんごからインスピレーションを受けて新しくつくった作品や、奈良美智氏が工場の古材を活用してつくった作品などが見られます。

明治・大正期につくられた建物は近代産業遺産でもあり、その姿を最大限いかしているので、どこを切り取っても絵になります。

15.津軽こけし館

津軽伝承工芸館に隣接する、津軽こけしの展示施設。全国から集められた4,000本にも及ぶ伝統こけしの展示や、さくらももこなど有名人が絵付けをした「こけしアートコレクション」、高さ4.21mのジャンボこけしなど楽しめる要素が盛りだくさんのスポットです。

photo by ぽぽい子さん

館内にある4,000本のこけしの中から正解のこけしを見つけだすイベント「こけし探索ゲーム こけし探偵」や、こけしへの絵付け体験も要チェック!