今回の「火ドラ★イレブン」のような新設ドラマ枠の場合、ジャニーズ事務所所属タレントように“固定ファン”を持っている出演者を起用する傾向があるという。

「遅めの時間帯の30分ドラマは、基本的に10代~30代くらいの女性視聴者がターゲットになっています。そういった層を掴むには、ジャニーズのタレントは絶対に外せない。

 また、ジャニーズのタレントは特定のドラマ枠に、継続して出演することが多く、“この放送枠にはジャニーズが出る”という印象を与えることで、確実に視聴者を確保できる。だからこそ『火ドラ★イレブン』も、早い段階でジャニーズタレントを出したかったはず。そういった事情もあって、性加害問題もスルーして菊池さんが起用されたのでしょうね。7日には、菊池演じる主人公の相棒役としてSnow Manの渡辺翔太が出演することも発表され、早くも“ジャニーズドラマ”と化しています」(同)

 まだまだ全容が解明されておらず、再発防止策も不十分だと指摘されるジャニーズ事務所の性加害問題。報道では連日取り上げられているが、地上波テレビの制作の現場では、どこ吹く風だという。ある制作会社スタッフが明かす。