ジャニーズ創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題は、顔出し・実名での告発者も増えており、一部では「ジャニーズ事務所被害者の会」結成の動きもあるなど、まだまだ解決には程遠い状況だ。

 先日は「週刊文春」(文藝春秋社)が、所属タレントの熱心な“追っかけ”だったことから声をかけられて入社したという男性マネージャーが6名ほどのジャニーズJr.に性加害行為を行い、金を渡していたとの話を本人から引き出し、さらに世間に衝撃を与えた。

「インタビューによれば、『六本木で食事をしているとき、グァムでメンバー同士で性行為をしたという話を聞いて』衝撃を受けたことがきっかけとなって、ジャニーズJr.に手を出すようになったという。この元マネージャーは『自分がそこの中にいると勘違いする』とも話しているが、ジャニーズJr.内ではジャニー氏に何をされたという会話が日常的にあったと証言する告発者もおり、ジャニー氏による性加害が常習化していたことでスタッフもタレントも感覚がマヒしていた可能性がある。そういえば、日本外国特派員協会で告発会見を行った元ジャニーズJr.も、在籍時にジャニーズJr.内で性的行為を強要する事件があったとYouTube番組で明かしていた」(週刊誌記者)